不妊症の定義
「不妊症」とは?
“生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間(1年間)、
性生活を行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない状態”
のことを指します。
不妊の原因
不妊症の原因を大きく分けると、男性側に原因がある「男性不妊」と、女性に原因がある「女性不妊」の2つがあります。
不妊症の原因に見る男女比について
不妊症の原因となる男女の比率について、皆さんはどのようにお考えでしょうか?旧来より不妊症は女性を原因とするものとして広く認識されており、そのようにお考えの方も多いかと思われます。
こちらの図は不妊症の原因を男女比で表したものです。
女性を原因とする「女性不妊」のケースは41%と比率が大きいものの、男性を原因とする「男性不妊」のケースも24%と全体の約4分の1を占めており、現代において不妊症は女性だけが抱える悩みとは言えなくなっているのがお分りいただけると思います。
また、男性・女性それぞれを原因とするケースも全体の約4分の1を占めており、原因は多岐に渡ります。検査結果を元に、それぞれのケースに合わせた治療を進めていくことが解決の鍵と言えるでしょう。
女性を原因とする「女性不妊」のケースは41%と比率が大きいものの、男性を原因とする「男性不妊」のケースも24%と全体の約4分の1を占めており、現代において不妊症は女性だけが抱える悩みとは言えなくなっているのがお分りいただけると思います。
また、男性・女性それぞれを原因とするケースも全体の約4分の1を占めており、原因は多岐に渡ります。検査結果を元に、それぞれのケースに合わせた治療を進めていくことが解決の鍵と言えるでしょう。
不妊症の詳細な原因について
CASE.01卵巣因子
卵巣予備能低下。卵巣の中に残っている卵子の目安。
関連項目 > AMH(抗ミュラー管ホルモン)
CASE.02排卵因子
排卵障害・黄体機能不全。
ホルモンの関係で卵子が成熟しない、または成熟しても外に出られない状態。
CASE.03卵管因子
卵管通過・機能障害。
卵管が狭くなったり、卵管の周囲が癒着したりする状態。
女性側の原因で最も多い要因で、実に全体の30~40%を占めます。
CASE.04子宮因子
着床障害とも言われる、子宮に異常があり受精卵の着床が阻害される状態。
子宮内膜炎、子宮内膜ポリープ、アッシャーマン症候群、子宮筋腫、子宮奇形、などが代表的な原因