タイミング法
方法
排卵時期を予測し、妊娠しやすいタイミングで夫婦生活をとっていただくよう指導する方法です。
卵巣の発育具合を検査するために血中ホルモン値と超音波検査にて「卵胞チェック」を行います。
場合によっては内服薬や注射にて卵巣を刺激し、排卵を誘発します。
成功率(一回排卵する毎の妊娠率)は年齢や男女の検査結果により異なりますが、概ね0.5%-8.0%程度とされています。
人工授精
方法
排卵のタイミングで調整したご主人の精液を子宮へ注入します。
卵巣の発育具合を検査するために血中ホルモン値と超音波検査にて「卵胞チェック」を行います。
場合によっては内服薬や注射にて卵巣を刺激し、排卵を誘発します。
期待できる成功率はタイミング法とほぼ互角(概ね0.5%-8.0%程度)です。
高度生殖医療(体外受精・顕微授精、胚凍結・胚融解、胚移植など)
方法
適切な卵巣刺激を行い、複数の卵胞を育てて、静脈麻酔(あるいは局所麻酔)下に採卵します。採卵した卵子と調整したご主人の精子を体外で受精させ、凍結あるいは子宮内に移植します。
期待できる成功率は大きな原因の無い夫婦でタイミング法・人工授精の約5−10倍とされます。体外受精でないと妊娠できないような明らかな原因がある場合は、ご夫婦の年齢や子宮卵巣の状態により個別の成功率(例:5%未満〜50%以上)を示ししています。